レールガス圧接機

鉄道のレールについては、列車走行速度の向上による騒音防止、乗ごこちの改善、および軌道保守の軽減を目的として、ロングレール化が進んでおります。
レールガス圧接機は、レールの接合溶接に用いる小形で軽量な、持ち運びができるものですから、現場での作業が効率良く行え、新幹線から在来線、地下鉄など広くご使用いただいております。
なお本機は、国鉄の研究所[現:(財)鉄道技術総合研究所]のご指導の下、株虫R製作所の圧接機の技術を生かして開発されたもので、海外でも活躍しております。

特徴
- ・
- 小形・軽量な可搬型の機械です。
- ・
- レールの軸方向に圧力を加え、接合面を酸素−アセチレン炎で加熱、レールを溶融させないで接合するため接合部は母材とほぼ同等の強度が得られます。
- ・
- 余盛り押抜き機構が付いており、溶接直後に余盛部を熱間せん断除去するため、接合部の健全性が目視で判定できます。
- ・
- 余盛押抜部の形状は、レールに近い形となっているため、仕上げが短時間で行えます。
- ・
- 圧接条件記録装置およびガス流量自動制御装置(いずれもオプション)を取り付けることで、より品質の安定が図られ、信頼性が増します。
仕様
![]() |
| TGP-119型(写真はTGP-136型) |
![]() |
| TGP-5型 |
![]() |
| TGP-HA型 |
作業手順
![]() |
1.レール端面研削レールガス圧接機は接合部端面のグラインダーがけが肝心で、専用グラインダーで直角に仕上げた後、仕上げ面を洗浄剤で洗浄します。 |
![]() |
2.圧接機のセットレールを機械にセットし、センターずれのチェックおよびガス、油圧関係等溶接条件の設定、確認を行います。 |
![]() |
3.溶接中突き合わせ部を酸素−アセチレン炎により、全周から特殊バーナーで加熱(1,200℃〜1300℃)を行いながら、加圧して接合します。 |
![]() |
4.溶接終了溶接終了後、加圧側クランプをリセットし、本機に内蔵されている余盛押抜き装置をセットします。 |
![]() |
5.余盛押抜き余盛押抜き装置により、全周の余盛部を特殊バイトにより熱間せん断除去します。 |
![]() |
6.押抜き後の接合部余盛押抜き後、押抜き部表面の接合部に割れ、線状キズの異常がないか目視で判定します。(接合部をグラインダー仕上げを行った後はカラーチェック、磁気探傷検査等を行います。) |









